今日は餅つきをしました。 最近は機械で餅をつく家庭や地域も増え、手軽で失敗も少なくなりました。 それでも、毎年この時期になると「やっぱり手でつきたいな」と思ってしまいます。

臼に入った蒸したてのもち米から立ち上がる湯気。 杵を振り下ろしたときの重みと音。 最初は粒が残っていたお米が、次第にまとまり、艶が出て、餅へと変わっていく。 この一連の流れは、何度経験しても飽きることがありません。

私たちはもち米を栽培していませんが、近くの農家さんから分けていただいています。 顔が見える関係で、どんな想いで育てたのかも分かる。 だからこそ、そのお米を無駄にしたくないし、丁寧に扱おうと思えます。 やはり農家の方から直接譲っていただいたお米は、味に深みがあります。

今日は息子にも餅つきをさせました。 最初は重い杵に戸惑いながらも、少しずつコツを掴み、楽しそうにつく姿を見て、胸が熱くなりました。 便利な時代だからこそ、手間のかかる体験や、身体で覚える感覚を大切にしてほしい。 今日の餅つきが、いつか「いい思い出だったな」と思い返す日が来たら嬉しいです。